二兎を追う者は success or otherwise 2003 8 20

 「二兎を追う者は一兎をも得ず」という、ことわざがあります。
これは、同時に、二つの事をしようとすれば、
両方とも成功しないという意味です。
 これに当てはめて考えれば、
あまり想像をしたくないが、パレスチナとイラクでしょうか。
しかし、やはり、二兎を追いたい。
 次に、株高と債券高でしょうか。
株高は、ご存じのとおりですが、
債券高は、見るも無惨な様子です。
株式新聞によると、
「20日の債券マーケット、下値見えず続落、長期金利1.5%に接近。」と言うことです。
また、ロイターの報道では、
「市場では株価に金利抵抗力がついてきた、との声が出ている。 」とのことです。
10年国債先物9月限(東証)
大引け   137.79
上下レンジ 137.27―138.57
 今後は、国債管理政策が必要になるかもしれない。
国債の消化に影響がでる可能性も考慮する必要がある。
 さて、気になるのは、日銀(8301)の株価ですね。
5万円から6万円のレンジでしょうか。
1993年3月の日銀の株価は、35万円でした。
 日銀には、自己資本比率は、あまり関係ない話ですが、
やはり気になりますね。
日銀に公的資金注入と言う者がいますが、少し気にする必要があります。
日銀の総資産の半分以上は、国債と言われますが、
これも、気になるところでしょう。
国債をどうやって消化していくかが、今後のテーマでしょうか。
円が下落する可能性があるが、
しかし、ドルが下落するのが早いか。
案外、バランスが保てるか。
債券と外国為替でも、二兎ですね。

急いで書きましたので、数字は、確認する必要があります。